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日本海洋学会教育問題研究会は、海洋教育の充実、海洋に関する知識の普及を図るため様々な事業を展開してきた。2012年度秋季大会にはシンポジウム「海洋の知識を社会に伝える科学コミュニケーションスキル」を開催し、2013年度春季大会から海洋科学コミュニケーション実践講座COSIA (Communicating Ocean Sciences to Informal Audiences) を展開し、日本海洋学会員に「探究」を重視した科学教育の教授法や教育論を学ぶ機会を提供し、会員の科学コミュニケーションスキル向上に努めてきた。
今回は、科学イベントのブース出展という限られたスペースの中で、海洋にかかわる特定の題材について、小学生低学年から付き添いの保護者などを含む幅広い年齢層に海への理解を深めてもらうための企画をグループワークで行なう。準備物品、進行方法、セリフなど、工夫するべき点や配慮すべき点などを議論しながら企画プログラムを作成することで、COSIAの学習プログラム「アクティビティをデザインする」、「会話と質問の役割」、「物の役割を考える」、「インクルーシブ(包括的)な学習環境を作る」に関連する内容を学習する場を提供します。
- 開催日時:
- 2024年 9 月 16 日(日)13:30~17:00
- 会場:
- 東京海洋大学品川キャンパス 第4会場
- 主催:
- 日本海洋学会教育問題研究会
- 共催:
- 特定非営利活動法人 海の自然史研究所
- コンビーナー:
- 伊藤進一(教育問題研究会)
今宮則子(特定非営利活動法人 海の自然史研究所)
- 定員:
- 20 名(事前登録制。定員に満たない場合には当日受付あり。)
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申し込みに関する情報は下記の通り。
- 対象:
- 海洋学会員、特に大学院学生、若手研究者、大学教員。
- 参加費:
- 無料、(秋季大会への参加登録はなくても参加できます)
- 募集人員:
- 20名程度(要:事前登録,、定員に満たない場合は当日受付あり)
- 参加申込先:
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教育問題研究会ウェブサイト
申し込みフォームはこちら
- 参加申込締切:
- 09月14日(定員に達し次第終了することがあります。)
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プログラム
- 13:30-13:40 開会挨拶
- 川合美千代(日本海洋学会教育問題研究会会長)
- 13:40-13:50 趣旨説明
- 伊藤進一(日本海洋学会教育問題研究会)
- 13:50-14:00 COSIAの概要紹介
- 今宮則子(海の自然史研究所)
- 14:00-15:00 科学イベントのブース出展プログラムを考える(第1部)
- 講師:都築章子(海の自然史研究所)、今宮則子(海の自然史研究所)
- 15:00-15:10 休憩
- 15:10-16:00 科学イベントのブース出展プログラムを考える(第2部)
- 講師:都築章子(海の自然史研究所)、今宮則子(海の自然史研究所)
- 16:00-16:20 サイエンスアゴラでの実用例
- 紹介者:轡田邦夫(日本海洋学会教育問題研究会)
- 16:20-16:50 総合討論 -より効果的な海洋教育に向けて-
- モデレータ:大林由美子
- 16:50-17:00 閉会挨拶
- 藤井直紀(日本海洋学会講師派遣事業)
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開催報告
開催後に掲載致します
日本海洋学会教育問題研究会 http://www.jos-edu.jp/COSIA.html